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デマンド監視システムの導入事例(デマンドコントローラー)

株式会社キララ様

導入事例 32
~作業工程の変更による電力使用の平準化~

お客さまのご紹介

株式会社キララ様

株式会社キララ様

ご紹介する『株式会社キララ』様は、その名のとおり雲母(キララ)の加工製造を行っているお客さまです。
鉱石原料からの一貫生産による高品質の白雲母顔料を生産されており、それらの製品は化粧品や建築塗料、プラスチック材、電気絶縁材など多様なものに利用されています。

※株式会社キララ様で製造されている白雲母きらら、マイカとも呼ばれる。高白度の顔料として化粧品や自動車・建築物の塗料として使われるほか、耐熱性で電気を通しにくい性質から電気絶縁体などにも使われています。VA線の被覆を剥くと付着してるあの白い粉もこの製品だそうです。

実施内容・効果

取組み内容

定期点検時に機械の稼働時間と現在電力にばらつきがあることが気になったので、作業工程について見直しすることを提案しました。
負荷電力計を使用して最も電力を使用する機械を調査し、製造工程の機械を半分づつに分けて運転することにしました。
デマンド監視システムを導入して電力平準化に努めたところ、生産力や作業内容にはほとんど変化は無いまま、大幅な最大電力の削減をすることができました。

導入効果

整備工場の水銀灯については、同時点灯を避けて段階的に点灯するようにした。デマンド監視装置の設定を現状の1割削減とし、結果的に最大電力30kWを25kWまで落すことに成功した。

削減効果

年間約53.6万円削減に成功!!

お客さまの声

今までは最大電力の仕組みなど全く知らずに機械をフル稼働させていましたが、保安協会さんのアドバイスで電気料金の仕組みを知り、作業工程の変更を行いました。電力デマンド監視システムを導入して電力抑制に努め、電気料金に大きな差が出たので大変驚いています。