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デマンド監視システムの導入事例(デマンドコントローラー)

株式会社オオタ様

導入事例 23
電力使用量の「見える化」で環境ISO14001の活動に弾みを

お客さまのご紹介

株式会社オオタ様

株式会社オオタ様集中化、大口径化、冷涼場所への
移動等の改善をしたコンプレッサー設備

ご紹介するお客さまは、豊かな自然環境に恵まれた長野県松本市にある『株式会社オオタ』様です。オオタ様は金型の自社設計製作からプレス加工まで一環した生産を行っておられ、最も得意とされるのは従来プレスでは困難とされていたステンレスやアルミなどの厚物から薄物まで順送化(自動化)で加工する金型技術の開発と生産です。これにより精密加工品の「プレス化」、「二次加工の不要化」等で、圧倒的なコストパフォーマンスを実現されるなど、高い技術とノウハウを有されておられる会社です。

実施内容・効果

取組み内容

デマンド監視システム導入で右図のように日負荷の推移が「見える化」で判明。最大電力を押し上げているベースにコンプレッサー負荷があり、この効率運転を検討しました。
【コンプレッサー設備】
○75kW(インバーター式)1台
○55kW(通常タイプ)1台
○22kW(通常タイプ)2台

導入効果

圧力の連携調整により、55kWと22kWのアンロード運転の短縮化、使用量の増減にはインバーター式コンプレッサーで効率的に対応できるようにした。現在ではさらに改善し設備の集中化、配管の大口径化、使用量、圧力の適正化を図り22kW、2台できめ細かく対応できるように改善し、最終的には緊急時以外55kWを停止可能にした。

削減効果

年間約77万円(基本料金)削減に成功!!

お客さまの声

今回デマンド監視システムの導入に当たっては、果たして効果を上げることが出来るかどうか不安もありました。しかし保安協会さんより電気料金制度や省エネの進め方などについて、出前講習会で全員に周知して貰った事もあり成果を上げることが出来ました。これを契機に先進技術の開発と併せて、本格的な省エネ活動にも力を入れていきたいと考えています。