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お役立ち情報

ビルの省エネ 1

1.電気の使用状況を把握しましょう

使用状況を把握し、使用について合理化をすることから始めましょう。

2.定期的に電圧や電流を測定しましょう

負荷電流が大きいほど、また低圧配線の距離が長いほど電圧変動も大きくなります。

3.季節で使用しない変圧器は遮断しましょう

使用していない変圧器でもわずかですが、電力が消費されますので冷暖房のシーズンオフには専用変圧器は遮断しましょう。

4.現在の力率を確認し、電気の有効利用をしましょう

電気には実際に仕事をする電気(有効電力)と仕事をしない電気(無効電力)があり、仕事をする電気の割合を力率といい100%に近いほど効率がいいと言われています。

5.受電設備は負荷の中心に設置しましょう

電力損失の低減と電気工事費の節約のため、できるだけ負荷の中心に設置しましょう。

6.適切な温度で快適な冷暖房をしましょう

冷房の目安は28℃、暖房の目安は20℃に調整しましょう。
また相対湿度としては冷房が60%、暖房が40%となっています。

7.室温のむらをなくしましょう

室内の温度が場所によって著しく異なると、居住条件が損なわれるだけでなく、場合によってはエネルギー消費量の増大にも繋がります。

8.部屋の温度や湿度を適切に保ちましょう

室内温度調整器を調整し適切な温度、湿度を保ちましょう。

9.使用する会議室や部屋だけを冷暖房しましょう

各室や部屋ごとに空調機が無い場合は、使用していない室や部屋まで冷暖房してしまいますので、室や部屋を使用しているときだけ給気できるダンパを設置し効率の良い冷暖房をしましょう。

10.ブラインドなどを利用し窓からの熱の進入を軽減しましょう

窓ガラスからの熱影響を減少させるために、ブラインドやカーテンを使用すると効果があります。
ただし、窓からの光により照明用電力の軽減も期待できるので、空調の電力と調和の取れた調整が必要です。

出典:(一財)省エネルギーセンター