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お役立ち情報

工場の省エネ 1

1.電気設備を効率よく運転しましょう

変電設備は電気設備の中枢的な役目を持っています。変電設備の維持管理を的確に行い効率のよい運転に心がけましょう。

2.負荷率を向上しましょう

負荷率はいかに電力を無駄に使ったか、その程度を表す数値です。たとえば変圧器に負荷ムラなく平均してかけた場合、何%の稼働率になるかというのが負荷率です。式で表すと平均電力/最大電力×100%となります。この数字が高いほど負荷率がよいことになります。

3.力率を改善しましょう

電気には実際に仕事をする電気(有効電力)と仕事をしない電気(無効電力)とがあります。
この内仕事をする電気の割合を力率といい、100%に近いほど効率がよいとされています。力率を改善するには、コンデンサを取り付ける方法があります。

4.電動機の空運転をなくしましょう

電動機の用途はきわめて広く、一般的に工場設備の60%は電動機負荷となっています。空運転を防止するには、作業者の操作しやすい位置にスイッチを置いたり、治工具の改善・レイアウトの見直しで、段取り、準備作業などの簡素化と時間短縮をはかりましょう。

5.コンプレッサの効率化をはかりましょう

圧縮機は重要な動力源の一つです。機種、容量、設置台数、空気圧などを考慮して選定することが大切です。

6.ポンプ・送風機の効率化をはかりましょう

ポンプ・送風機はあらゆる工場で使用され、使用電力の大きな設備ですので効率よく運転するために使う能力に見合った容量および用途にマッチした機種を選定し、配管にはロスの少ない配管方法が大切になります。

7.照明設備の効率化をはかりましょう

自然光を取り入れたり不要な電気はこまめに消灯しましょう。 ランプや器具の清掃を定期的に実施し、器具やランプは高効率のものにしましょう。 作業面の照度は照明器具を取り付ける高さ・位置を調整することで確保できる場合があります。