健康経営への取組み
当協会は、「健康経営優良法人2024」に認定されました。 2020年度から5年連続の認定となり、継続して従業員の健康保持・増進への取組みが評価されています。
1 健康経営宣言
中部電気保安協会は、経営理念である「私たちは、電気利用に関する幅広いサービスをお届けし、環境にやさしく安心で快適な社会の実現に貢献します」を永続的に行っていくためには、従業員と家族の心身の健康こそが重要であると考え、従業員一人ひとりの健康意識の向上、心身の健康維持・増進に努め、働きやすい職場づくりに取組んでいきます。
2 安全と衛生の管理機構(体制)
一定の事業場ごとに、安全衛生委員会を設置して安全と衛生管理の基本的事項について、「安全衛生基本計画」を策定。その実施事項・取組みに対して調査・審査し、意見提議するよう体制を整えています。
委員会における調査・審議及び意見提議事項
・安全衛生基本計画策定
・安全衛生基本計画の進捗状況チェック
・安全管理状況の報告と対策
・衛生管理状況の報告と対策
・安全、衛生パトロール
・時間外労働の実施状況の報告と均平化の実施策検討
3 健康課題と重点目標
健康投資から施策の効果までのつながりを示した「健康経営戦略マップ」を策定しています。この戦略マップに基づき、各施策に対する取組みについて、各指標の達成状況等を評価し、改善すべき事項を実践することで、健康経営を推進しています。
4 従業員と家族の健康を守る取組み
(1)人間ドック受診(無料)
全従業員が人間ドックを毎年受けることとし、健康保険組合とタイアップして受診費用を全額補助しています。(オプション検査は一部に限定)
(2)健診結果に基づく精密検査の受診
人間ドックによる検査の結果、産業医が精密検査が必要と判断した項目については、精密検査や再検査を受けることを規程等に定めて、病気の早期発見・早期治療につなげています。(目標:受診率 90%以上)
(3)運動習慣の定着、食生活の改善及び生活習慣の見直し
外部(Web)ツールを活用した「健康チャレンジキャンペーン」を毎年展開しています。
(4)運動機会の提供やコミュニケーションの促進
協会大で行う文化体育行事としては、サッカー大会や野球大会を開催しています。
また、各支店(6支店)では「家族ふれあい広場」の開催など、従業員だけでなく家族とのコミュニケーションを促進する行事も行っています。
運動機会の提供として、「健康づくり(ウォーキング)キャンペーン」を開催しています。
(5)従業員と家族の健康を見守る相談窓口の設置
突然のケガや病気等、従業員や家族が抱える健康に関する不安に対して迅速に相談できる窓口を設け、メンタル面を含めた健康・医療面のサポートを実施しています。
(6)特定保健指導対象者に対する健康指導
健診結果から生活習慣病(メタボリックシンドローム)の発症リスクが高く、改善による予防効果が期待できる従業員に対しては、専門スタッフが生活習慣を見直すサポートを行っています。
(7)保健師による指導
各事業場に保健師が定期的に巡回して、保健指導を実施しています。健診結果に基づくアドバイスや生活習慣の改善等の指導をしています。
5 「心の元気」を守るためのメンタルヘルス対策(4つのケアの推進)
(1)セルフケア
「メンタルヘルスハンドブック」を全従業員へ配布しています。心の病を引き起こすこともあるストレスへの対処法を中心に、"心の元気"を守るために必要な知識を得て、毎日をいきいきと過ごせるよう”心の健康サポーター”として従業員へ活用を促しています。
(2)ラインケア(教育・研修)
新入会者へは、入会時にメンタルヘルス・セルフケア研修を開催し、ストレスについての正しい知識と対処法を身につけ、自分自身の心と体の健康を、自ら維持できるよう、メンタル疾病の予防を図っています。
また、新任管理職はメンタル不調を起させない職場づくりと、適切な労務管理が行えるよう外部研修を受講しています。
(3)産業保健スタッフによるケア
全従業員が1年に1回ストレスチェックを実施し、自身のストレスを知る機会を作っています。また、産業保健スタッフ(産業医・衛生管理者等)によるメンタルヘルスケア体制を整え、従業員の”心の元気”が保たれるよう努めています。
(4)外部カウンセリング窓口によるケア
従業員の抱える悩みごと全般を相談できる、外部カンセリング窓口を開設し、メンタルヘルス不調を未然に防ぐよう努めています。気分が優れない、やる気がしないといったメンタルヘルスに関することから、職場のことや自身の性格や人間関係、プライベートに関する悩みごとまで、家族(2親等以内)も含めて幅広く相談ができます。